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こんにちは!さわゴマです!


吃音症(きつおんしょう)。
「どもり」と言う言葉は聞いたことがありますか?
分かりやすく言うと、

ぼ、ぼ、ぼ、僕は、り、り、りんごが、た、た、食べたいんです。
と言う風に言いたい言葉がつっかかってしまい中々表現ができない症状。
さわゴマですが10歳の頃に発症しました。それまではそんな症状が無かったのです。
それから数十年の付き合いですが、今は随分マシになってきた気がします。
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そもそもなぜ吃音症になったのか?当時何があったのか探ってみた。


10歳(小学4年生)の時期はちょっと変化があった時期でした。
町の行事でやりたくない役にされ、親と大喧嘩した時期。
その役とは簡単に説明すると変な化粧をして変な格好をするわけですが、とにかく恥ずい!
恥ずかしくてすごい嫌だったわけですが、問題は反対する余地もなく親が勝手に決めたことにイライラ。
それから喋ることが早くなってきた気がします。
※過去ブロににもありますがこの時期?くらいに胃潰瘍になっております。


まあ気持ちが不安定だったのだと思います。
この事で心に深い傷を負ったのが原因で人と話すことが苦手になっていきました。
…と言うより人と話すのが恥ずかしくなってしまいました。
その時期からどもりだした気がします。
どもることでよく言われた事。


- ゆっくり喋れ!
- 何でそんな喋り方なの?
- 何でお前いつも物静かなの?
分かっている。
分かっているのだけど…
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吃音症になって最大の問題は?


話すことができない事です。
は?
と思うかもしれませんが、最初の1文字がつっかかってしまって、言葉にならないんです。
どもると精神的にもう一つある悩みが生まれます。それは、
焦り。
どもる→しっかり喋ろうと焦る→さらにどもる→さらに…
とまさに負のスパイラル!
でも不思議なのは歌を歌う時は何もどもらないんですね。
治し方はあるのか?


50%以上の人は自然治癒と言われています。
ただ吃音症になる人は原因が様々で「これをすればいい」というものが確実とは言えないと思います。
でもさわゴマは学生の間は全く治る気配は無かったです。
本来は病院に行って治療するという手もあったのかもしれませんが、当時はそのような病院があったかどうかは定かではありません。
自分はおそらく治らないだろう…何となくそう思っておりました。
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自分が吃音症が治らない最大の原因は?


いたってシンプル。自信がないからです。
「自信を持て!」
言われたことは何度とありますが、すごく嫌いな言葉。根拠が何もないのに勝手な事を言うなと思います。
さわゴマは自信を持てと言われても特に従うことは無かったです。
自信を持つために一番早いのは、心の中で「経験するべきだ」という思いが浮かびます。
経験?つまり苦手な「人」と接するわけじゃん?また負のスパイラルに落ちるんじゃ!?
自分を下げて相手を上げ過ぎた結果から焦りが来る?


こうゆう考え方はよくないかもしれませんが、分りやすくするために表現をしようと思います。
どもる→人と接したくなくなる→さらにどもる
と言った事は吃音症の人から見ると当たり前かもしれまあせんが、嫌でも人と話してくると少しずつ見えてくるものがあります。
それはその人のハードルです。
さわゴマは若い頃は人とあまり接するのを避けていたせいか、相手のハードルを高く設定しており、どもる自分自身のハードルを下げていました。
でも嫌でも人と接していると、確かに嫌な奴もいっぱいいましたが、意外にそこまでハードルが高くないと言うか、完璧な人なんかいないと思うようになってきました。
目線を同じ場所に持って行くと人と話す事に対して自然に焦りが薄まったような気がします。
焦らない→どもらない
良い方向に行った気がします。
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現在


全くどもらないわけではありませんが、10代の頃よりは大分いいです。
しかし初対面は相変わらず苦手です。
やっぱりちゃんと話さなきゃと思い焦りが来ますね。
仕事がら初対面の人と話すことがありますが本当に嫌です。
客だといい気になって怒る奴もいるしさ…。
最近はどもるというよりも焦ってしまい頭がパニックになる気がします。おそらく「何だコイツは?」と純粋にそう思われていると思います。
吃音症。原因は様々です。
さわゴマは小学校4年生の時が原因だったと考えています。発達障害も原因の1つだと言われていますが、自分は精神的なことが吃音症になる最大の原因の様な気がします。
ここのサイトは「焦らない」様なタイトルを書いていますが、まさに自分に言っています。
吃音症の方で悩んでいる方、何かきっかけがあれば治療できると思っております。少しずつ、少しずつ治していきましょう。
焦らずに。
以上、さわゴマでした。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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