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こんにちは!さわゴマです!


数年前の事ですが、初めてやる仕事で右も左も分からないさわゴマのサポートに一人の歳上の方が加わった新木さん(仮名・男性)。
見た目は清々しい大人の男性で、とにかく礼儀正しくこの人の事を嫌う人がいるのかなあ…と思えるほどの人がさわゴマのサポートに選ばれました。
飲み会などに参加すると、目上の人に対しても話し方が上手く、話が途切れる事もない。
尊敬ができる人だと思っておりました。
こんな人にサポートをお願いできるのだとしたら心強いもの。
反対に新木さんの仕事もお願いされる事もありましたが、もちろん断る事もせず喜んで協力する…そんな事が続いておりました。
その後、徐々に新木さんの顔つきの変化が見られるようになりますが、この人こそまさに隠れテイカーだったような気がします。
ある日、仕事のサポートをお願いします。
しかいどこか元気がない様子の新木さん
ちょっと質問しました。
目を合わせず新木さんは、
その数日後も、仕事のサポートをお願いするといつも元気がない気がします。
再びどうしたのか質問すると答えは同じ。
昨晩お酒を飲み過ぎた様子。

…?
この時点でお酒の飲み過ぎは嘘だろう…まあ言いたくない理由があるのかも知れないからもう元気がない理由を聞くのは止めよう…
そう思いました。
ある日、今度は新木さんからさわゴマに仕事の手伝いを頼みます。もちろん断る事無く了解。
しかしその仕事中はいつもの元気な新木さん。

この時期はかなり貧乏時代のさわゴマ。
お昼は買わずにいつも家で食べておりましたが、お断りしても「気を使うなよ」と言わんばかりに新木さんから奢る事を告げられます。
せっかくだしこれ以上断わっても逆に申し訳ないので、ありがたく昼食をごちそうになります。
そして会計時、
新木さんが会計を済ませます。
ただお金を払う時、新木さんの顔から表情が消えました。

店員と客の立場をはっきりさせようとする考え方の持ち主なのだろうか?
正直、その表情の変わりようにゾクッとするほど。
お礼を言ってこの日はこれで仕事を終えました。
再び新木さんに仕事のサポートをお願いするさわゴマ。
新木さんの表情はまた元気がなさそうな表情。
また昨晩イライラした事でもあったのだろうか?
それとも他に理由が?
聞いたところでどうせ「昨日酒を飲み過ぎた」としか言わないであろう。
いや、もしかしてさわゴマがサポートをお願いしすぎなのだろうか? しかしとても一人では終わらない仕事。
さわゴマが原因なのであれば、怒らせてしまうのはまずい。何故かと言うと誰にも頼る事ができなくなるからだ。
気を使って話をします。ご機嫌を取ろうとニコニコするさわゴマ。
しかし新木さんの表情は変わらず。

仕事がしづらくなります。
そして数日後、一緒に仕事をしていると新木さんからある言葉が出てきます。最初は耳を疑いました。
機嫌が悪そうだ。
やはりさわゴマが色々と仕事をお願いしすぎたせいだろう。
言葉は少しずつ嫌味が入ってきます。
数日の間に何度か発せられる言葉。

これ以上新木さんを怒らすのは危険と判断。
それからさわゴマは新木さんにサポートをお願いする事は止め、出来る範囲で自分一人で仕事をしていこう…。
そう思いました。
一人で仕事をしてかなり進むことができました。
大変だけど、新木さんにお願いしないから気が楽。
そんなある日、新木さんがイライラが大きくなります。
何もサポートをしてこない新木さんがさわゴマの仕事がどうなっているのか質問。
と言いましたが、その後少々声を大きくして、

この意味は、「一人でここまでできるとはすごいな!」という驚きの表現では無く「なぜサポートのお願いに来ないんだ!」という意味で、さわゴマが一人で仕事をしていた事が気に食わない様子。
いや…早く帰りたいって言っていたじゃん…?(;´・ω・)
だから言わなかったんですが…何て言えるはずもない。
新木さんはサポートしに来てくれることを待っていたのか?では何故言葉がどんどん荒くなってきていたのだろう?
分からない事が多く悩むさわゴマ。
とりあえず怒らせるのはまずいから、次からはいつものように仕事のサポートをお願いしよう。
数日後、仕事のサポートをお願いします。
その第一声が…

…何なんだ…?
まあ、もうすぐこの仕事は終わるから我慢する事に。
さわゴマのサポートに新木さんを選んだ人は何を基準に選んだのだろうか?
その後、この新木さんを見ていると色々と見えてきます。
飲み会の席では、新木さんとさわゴマのサポートに選んだ歳上の人と楽しそうにお酒を飲んでいる事や、さわゴマが接しても表情が極端に変わる事、また新木さんから仕事をお願いすると目上の人と接するかの様に元気になる事。

この人は人によって態度を急変させるのだろうか?
距離を置きたいさわゴマ。しかし仕事を頼る事ができなくなってしまったらどうしたらよいか分からない。
そんなある日、新木さんからある事を頼まれます。
公益社団法人青年会議所であり20~40歳まで加入する事ができる奉仕活動等をしている団体。
当時地元の年会費が¥85000ほど。
この時の新木さんは新人をJCに加入させる役割についていた様です。
しかし重い口を開けたさわゴマは断りました。
何故かと言うと超貧乏時代。年会費の¥85000がとても高くて困っていたし、地元の活動は消防団にも入団していたのでこれ以上忙しくすることを避けようかとも思っていました。
おそらくJC内で、さわゴマを入会できる可能性が高い事を話していた感じです。
断わられると思っていなかったのだろうか、焦った新木さんは言いました。
新木さんからそんなに貰った事は一度も皆無。
そもそも消防団に入団していない人が消防団の話をしても分かるわけがない。
問題はそこではない。
新木さんの仕事を手伝うのは自分の生活費では無くJCの年会費を稼ぐためのものなのか。そして勧誘が完了すれば新木さんお手柄。
この人は自分の手柄しか考えていない危険な人だと判断。
でもJCに入会できない事を告げ申し訳ないと一言。
その数日後、新木さんはさわゴマにこう言いました。

まあ…それならそれで助かります。
さわゴマは分からない仕事があると、この人に頼る事はもう止めました。
昔からの仲間から、【GIVE&TAKE~「与える人」こそ成功する時代~】の本を教えてもらい、読んでみると…
この新木さんはひょっとしてテイカーなのでは?
今更ながらそう思います。
と言うかテイカーかどうか関係なく、さわゴマには合わない感覚的に近づくのは危険の人…。
一番印象的だったのは好き勝手言われた事ではなく、人によって全く態度が異なる部分です。

それを見て鳥肌が立つほどの恐怖を感じました。
目上の人に対しての態度は恐ろしいと思えるほど完璧であり、店員さんに対しては表情が消える。
さわゴマの仕事のお願いと、自分からの仕事の頼みの時の接する態度が恐ろしいほど違いが浮き彫り。
お金などはそれほど搾取されているわけでは無かったですが、意味が分からずストレス解消の相手になっていた気分。
おそらく「仕事を頼る事ができなくなってしまったらどうしたらよいか分からない」という思いを先に悟られてしまった気がします。
そしてその弱みに付け込まれ、自分の仕事に対してさわゴマに断れないようにしておこうという位置に置かれていたのだと思われる印象。
もしこの人がテイカーであるならば隠れテイカーだろう。
もっと早めに気づいていれば良かったのですがこの経験をどこかに役立てたいものです。
数年後、あるグループの中に入って仕事をするさわゴマ。そこには新木さんの姿もあります。
現在は距離を置き、近づかない様にしております。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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