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こんにちは!さわゴマです!



YouTubeを見ると若手のユーチューバーが動画をアップ。歳は20歳前後。
元気があるせいかフレッシュすぎてこちらも元気をもらいます。
20歳くらいの当時。連想するかの様に自分は何をしていたのか思い出します。
その時は大学生で北陸の方へ進学中。
とても楽しかった思い出が多く、一人暮らしはもちろんの事とにかく何もかも初めてづくし。
その大学卒業の時に心に刻んだ事。
この4年間の思い出、場所、経験…生涯忘れる事は無いだろう。
それから20年以上の月日が流れておりますが、卒業した後の数年間はたまに地元から大学周辺まで足を運んでおりました。
しかし30歳手前を境に行く事が無くなり、次第に大学時代の友人とも疎遠。
思い出すとたまには行ってみたい気持ちにもなりますが、中々…
でも今はGoogleマップなど地図アプリがあるので雰囲気だけでも感じる事ができるかもしれない。

たまには昔を思い出してみよう。
…でも何だろう?
心のどこかで見たくない気持ちもある様な…
何か不安がよぎる気もします。
…???…
気になりますが…まあいい。
Googleマップを開きます。
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20年以上前、本当に俺はここに住んでいたのか?

20年以上前に住んでいた街。
…?
よく足を運んでいたお店が無くなっている?
まあよくある話ですね。
そりゃ20年以上の月日が流れていれば「変化」はあるもの。
ただ4年間住んでいたアパートは健在。そこが生活の中心。周りに何があったのか思い出していきます。
確か…
歩いて1分もかからない所にあるスーパー。アパートの目の前は銀行があり、ガソリンスタンドからは有線だろうか…窓を開けると音楽が聞こえてくるほどの近さ。
その時に流行りの曲の知識を得ていた当時。
それらが一切無い。


よく足を運んだ近くの古びた食堂…
…無い。
反対に今は知らない建物が健在。
この道は20年以上前は建設途中。現在は完成し車が頻繁に通っている。

地元の人から見たらゆっくりと変化していったのだろうが、20年以上前と比較すると変化のスピードと量がはっきりと伺える事ができます。
しかし…
俺は本当にこの町に住んでいたのか?
疑いたくなるほどの変化。
しかしこの後、冒頭で言った「心のどこかで見たくない気持ち」が何だったのか、知る事になります。
ショックは変化した事ではなく思い出せない事

今はもう無くなっているが、当時歩いて1分もかからずに行けるスーパー。その店名は…
思い出せない…
よく足を運んだ食堂の店名。
思い出せない…中には店名だけではなくどこにあったのか場所も思い出せない。
バイトしていた本屋の場所。
思い出せない…
よく文房具を購入していた大型の書店。
どこだ?場所が分からない…そもそも今あるのかどうかも分からない。
当時の移動手段は主に自転車。それほど行動範囲は広くはなかったので、遠くに行けば行くほど分からなくなるだろう。
Googleマップではなく実際に現地に足を運べば思い出すのだろうか?
…自信が無い。
確実の覚えていた事と言えば住んでいたアパートの住所。
他には…
…
そうだ!自転車の修理をよくお願いしていたお店に行こう。
しかしそのお店ももう無い。
それよりもそこにお店があった形跡が一切無いので実際この場所に自転車店があったのかどうかも思い出せない。
全然リンクしない。
20年以上前に生活していた当時。その時は当たり前の光景だったはず。
昔住んでいた街でよく足を運んだお店が無くなっていたりする「変化」を感じると確かに残念な気持ちになりますが、それ以上にショックな事は…
思い出せなくなっている事だ。

あのお店はどの道を通って行ったのだろう?
分からない…。
思い出せない事が多くなっています。
とにかく何でもいいから軌跡みたいなものが少しでも無いか探します。
当時は大学生時代…。
そうだ。大学に行ってみよう。
何か思い出すかもしれない。
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20年以上前、確かにここに俺はいた

大学の入り口。
見おぼえがある毎日通っていた場所。バス停は昔のまま。
大学自体も変化があるが変わっていない物の方が多い。
それよりもキャンパス内に入りたいが私有地なのでそれは無理。
…と思っていたらさすがはGoogleマップ。ヌルっと潜入。
緑が多いキャンパス内。そこに立ってぐるぐると左右確認。
…見覚えがある。

行けるところまで行ってみよう。指が自然に動く。
20年以上前いっちょ前にタバコを覚え、皆と灰皿の前に屯う事が日課だった当時。
- 灰皿の周りにいた記憶
- キャンパス内を雨に濡れないように移動した記憶
- 英語の授業が分からなくて単位ギリギリだった記憶
- 履修申請の意味がさっぱり分からなかった記憶
- 友達から郵便局でお金を下す事を学んだ記憶
- 知らない人から挨拶されて自然にこちらも挨拶をし返した記憶
- 学園祭で友人が作った焼きそばを食べた記憶
そして「感覚」の記憶
「感覚」とは言葉にする事が難しいのだが言えるのであれば、日差し、匂い、暑さ、風…その時の感情だったり。
そしてあの頃当たり前の様に過ごしていたという感覚。
思い出してきます。
そう…
あの時確かにここに俺はいた。
キャンパス内の記憶や感覚は忘れておりませんでした。
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20年以上前に住んでいた場所にGoogleマップ上で行ってみました。
変化が多すぎて記憶を辿る事に一苦労。
冒頭で言った卒業の時に心に刻んだ事。
この4年間の思い出、場所、経験…生涯忘れる事は無いだろう。
心に刻んだはずですが、変化が多すぎると思い出せなくなってきてしまいます。
20年以上の月日がそうさせたのだろう。
ただ、あの頃の「感覚」は不思議と感じる事ができた気がします。

Googleマップ上ですがキャンパス内に入っていると当時の感覚を感じ取ったおかげか、ふと思う事があります。
あの頃、20年後の自分がどうなっているのか想像なんてしていなかった当時。
今の自分がキャンパス内に足を運んだ時、もしもそこに昔の自分がいたら今の自分に気づくだろうか?
…いや、振り向く事も無くすれ違い、気づかないまま歩いて行くだろう。
先の事をまともに考えていなかった分今とは異なり、目の前にあるちょっとした幸せを新鮮だと感じて楽しんでいたから。
そんな昔の自分に言いたい事があるとすれば一つだけ。

「この先もっと辛い事や理不尽な事がたくさんあるけど、周りに振り回されずそして今の気持ちを忘れずに生きていけ。」
以上、さわゴマでした。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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