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こんにちは!さわゴマです!



積立NISAを始めようとした頃、どこを投資先にしようか悩みます。
何か参考にしてみようと自分なりに調べてみますが、当時決めた事と言えば「米国向けの銘柄」のみ。
現在主に米国向けの投資信託3つを積立NISAの投資先にしておりますが1年8ヶ月積立した結果、それぞれどのくらいの損益率なのか見ていこうかと思います。
参考にしていただけたらありがたいです。
- 証券会社→楽天証券
- 積立年数→1年8ヶ月
- 主に米国向け3銘柄
- 3銘柄とも同じ時期から投資をスタート
※始めた当時は各投資先への投資額にばらつきがありますが現在は同じ投資額になっております。
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なぜ投資信託を3つにしたのか?

購入銘柄は次の通り。
※eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は現在6割近い割合で投資先が米国となっておりますので、この場でも一応「米国向け」とさせていただきます。

3つの投資先?特に全米向けと上位500社向けの両方投資するのは何故?



…迷っていたんですよ…
色々な意見を見てみても同時に投資している人が当時見つからず。
楽天・全米株式インデックス・ファンド→約4000社
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)→上位500社
同じ米国向けの投資先は分かりましたが、これだけ聞いてもどっちがどのように良いのか見当もつかず。
また、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は分散が効いていると思ったので米国向けのみと比べるとリスクが低いと判断。
その理由から是非保有したいと思っていたのでさらに余計に悩む事に。
誰かの意見を参考にする事は自由なものの、投資はあくまで自己責任が鉄則。
じゃあ、3つの銘柄を同時購入してどのくらいの差が出てくるのか実際に見てやろう!
悩めば悩むほど優柔不断な自分。このままだと決める事が出来そうもなかったので3つの銘柄全てを保有してみました。



積立NISAの投資先はいつでも変更できるのでそう思うと一歩前進しやすいです。
投資先の投資信託3つの損益率の差はどのくらい?
積立NISA 1年8ヶ月経過後現在の損益率は以下の通り。


投資信託 | 楽天・全米株式 インデックス・ファンド | eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
---|---|---|---|
損益率 | +28.75% | +33.38% | +25.20% |
投資先を米国向けにした時の3つの投資信託先を比較した結果、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) が最も損益率が高いプラス結果になっております。
ただ、リターンが大きいという事はその分リスクも同時に背負うという事。
投資先の企業数等を確認してみます。
投資信託 | 楽天・全米株式 インデックス・ファンド | eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
---|---|---|---|
会社数 | 約4000社 | 上位500社 | 先進国23ヵ国+新興国27ヵ国= 50ヵ国 (※内米国の比率は59.6%(2021年9月末現在)) |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の損益率のプラス分は一番少なかったわけですが分散が効いており、反対に言えば米国のみの投資先と比べるとリスクが比較的少ないと言えることになりそうです。
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投資先の投資信託3つの運用管理費用の差について
運用管理費用とは?
投資信託の管理上要する費用の事で、保有していれば毎日差し引かれるもの。
保有しているだけで管理費用を支払い続ける事になります。
年率は次の通り。
投資信託 | 楽天・全米株式 インデックス・ファンド | eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
---|---|---|---|
年率 | 0.162% | 0.0968% | 0.1144% |
運用管理費用についてもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が最も安いという結果に。
インデックスファンドはもともと運用管理費用が安い事で有名ですが、そうは言っても長期で保有する場合は塵も積もれば何とやら。
ちょっとだけ単純計算してみます。
投資金額が100万円分の場合、
投資信託 | 楽天・全米株式 インデックス・ファンド | eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
---|---|---|---|
1年の費用 | 1620円 | 968円 | 1144円 |
1日の費用 | 約4.44円 | 約2.65円 | 約3.13円 |
インデックスファンドであろうがアクティブファンドであろうが長期で保有する場合は運用管理費用にもしっかりと目を通しておくことをおすすめします。
感想


まずは楽天・全米株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)との比較ですが、この2つは米国向けのみの投資信託。
約4000社と上位500社では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の方が損益率のプラス分が多く運用管理費用も安い事から「この2つのどちらか一方だけを選べ」と言われた場合は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の方を選ぶ方が良いという結果に。
次にeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)との比較ですが、簡単に言えば米国のみへの投資(一国集中)か米国以外の国にも投資(他国分散)をするかの差です。
投資先は好調な米国だけで十分と思えばeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、とにかく少しでもリスクを減らしたいのであればeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。
損益率の差は現在約8%。この数値を見ると結構大きいです。1年8ヶ月と言う期間がその差を作らせたのでしょう。
この状態が続けば今後もっと差が開いてきそうですね。
ただ好調な米国もいつまで続くのか分かりません。どちらか一つを選べと言われた場合、あとは自分が負えるリスクをどこまで許容できるかによると考えます。
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積立NISAから主に米国向けの各投資信託の現在の損益率を見た事により、現在の結果をそのまま記載させていただきました。
そうは言っても期間が1年8ヶ月とまだ少ない状態の積立NISA。
参考になるかどうか分かりませんが、この3つの投資信託の中で何を購入しようか迷っている方がいましたら、投資信託の今の各損益率を見る事で投資先を選ぶ一つの目安になると思っております。
投資はあくまでも投資。増える事もあれば減る事もあります。
焦らず冷静に長い目で見ていきましょう。
以上、さわゴマでした。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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